60th Anniversary｜高中同窓会は60周年を迎えました。

関西支部情報

ごあいさつ

　高中同窓会創立60周年、まことにおめでとうございます。

　60年間途切れることなく刻まれて来た同窓会活動は、ホームページを立ち上げることにより、同窓会情報の共有化と、3万人を超えんとする同窓生の意識を束ねるツールとして機能することでしょう。大いなる期待と可能性を感じさせてくれます。

　同窓会長をはじめ、ご苦労をされた担当者の皆様には御礼申し上げます。

　関西支部は、昭和61年の結成から、昨年（2006年）20周年を迎えました。

　2年に1度開催の総会は、10回を数えるところとなりました。金沢からは恩師の竹田将一、不破 浩、洞庭 弘の3名の先生方と玉田善明 同窓会会長 他2名の役員の方々、関東支部から金田一平 支部長代理のご臨席を賜りました。

　関西圏在住の同窓生約50人が集まり、親交を深めました。新企画として同窓生による講演会も2回目を数えました。第9回総会では、医師 岡田昌義（4期）さんの健康をテーマとした話を、第10回総会では、幸田陽子（17期）さんの介護についての講演は大変好評を得、今後も継承していきたく、同窓生の皆様の演者としてのご協力を広く希望する次第です。

　日本が抱える問題の一つである東京一局集中の図式を改善するには地方分権が、特に地理的バランスを考えると、金沢と大阪の都市活動は非常に重要だと思われます。

　経済活動は、東京・大阪でも結構でしょう。しかし豊かさを実感できる生活をかなえるには、伝統・文化に基づく充実した教育と躾が意味を持って来ます。思いやりと絆を大切にする風土は一朝一夕には叶いません。金沢に求められるものはそこにあると思います。我々同窓生は多感な年頃の3年間を“高中”で学び過ごせたことは、大きな財産として心の中に根をはっています。まさに“根っこ金沢、根っこ高中”の思いです。

　同窓生各位が多方面でご活躍されておられることは慶ばしく、励みにもなります。そして皆様、高中健児を熱く見つめてあげて下さい。見つめてあげれば育ちます。校風は守られます。

　終りに、栄光ある母校高中が、高中同窓会が益々発展することを、そして恩師の先生方、同窓生の皆様方のご健勝とご多幸を祈念致します。

高中同窓会　関西支部　支部長　三野 邦彦（12期）

高中同窓会　関西支部のあゆみ